【佐久四の神輿】

 練塀町会にはお神輿がありませんが、神田佐久間町四丁目町会(以下、佐久四)のご厚意で、お神輿を担がせていただいています。神田佐久間町四丁目は、和泉公園と神田川の間、清洲橋通り沿いの一帯にあります。
 佐久四の神輿は1958(昭和33)年に造られました。当時の秋葉原には多くの人が住んでいて、神輿を担ぐのに必要な200~300人はすぐに集まったそうです。しかし、バブル期に住宅は次々とオフィスビルに建て替えられ、街の風景は変わり、住民は減っていきました。近年はマンション建設が進み、新たに転入する「新住民」が増えました。昔から住む人たちとのつながりも、徐々にできつつあります。神田地区に暮らす人たちは、「神田っ子」と呼ばれます。区立いずみこども園の園歌にも「集まれ江戸っ子 神田っ子」という歌詞があります。佐久四で神輿を守ってきた人たちは、「神田っ子は神田明神の氏子。住民も在勤の人も、みんなで祭を盛り上げて、秋葉原をさらに素晴らしい街にしたい」と語ります。「神輿がない町会の人は、喜んで佐久間町四丁目の神輿にお招きしたい」とのご厚意で、神田練塀町会にお声掛けいただき、2013年の本祭から本格的に担ぎ手として参加するようになりました。

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